心のなつやすみ

8月になりました。
子どもたちや学生の方は、すでに夏休みに入っていらっしゃることでしょう。日本ではお盆の時期でもあり、大人も夏休みを取られる方が多いかもしれません。近年の日本の夏は、暑すぎて外出どころではないという声も聞こえてきそうですが、それでも夏は「レジャーの季節」というイメージがあります。
夏は楽しい行事が多い一方で、暑さによって知らず知らずのうちに疲れがたまりやすい季節でもあります。楽しい行事の合間に、休息を取ることも、より大切になってくると言えるでしょう。
忙しい現代人にとって、「何もしない」「休む」ということは、かなり意識的に取り組まなければいけない行動であると考えられます。「休むこと」に罪悪感を抱く人も少なくありません。「休む=怠けること=悪いこと」という図式が頭に浮かんでしまうのかもしれません。
ですが、休息は「怠けること」ではなく、「これからも元気に過ごすための準備」なのではないでしょうか。つまり、「上手に休むこと」は、ひとつの立派なスキルであり、前向きな努力であると考えられます。
疲れた状態のまま、無理をして走り続けると、疲労は蓄積し、パフォーマンスも落ちていってしまいますが、「しっかり休む」ことで、初めてエネルギーが満たされ、本来のご自身の力も発揮することができると思われます。
「休むこと=怠けること=悪いこと」という罪悪感を手放して、「しっかり休むという大切なタスクをこなしているんだ」と捉えると、「休むこと」にも取り組みやすくなるかもしれません。
例えば、次のようなこと…
・いつもより10分早く寝る
・好きな音楽を聴く
・スマホから少し離れる
・冷たい飲み物だけでなく、温かい飲み物を飲む
など、ちょっとしたことでも、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と浮かんできてしまう頭の中をオフにするきっかけにできると思います。
この夏は、「心のなつやすみ」として、「何もしない時間」を予定に入れてみるのはいかがでしょうか?
