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ゆらぎ

Kurabayashi

ゆらぎ/波打ち際/境界/カウンセリングオフィスフロローグのコラム

 正解か誤答か、事実か嘘か、できるのかできないのかなど、「ゆらぎ」のないデジタルの社会にいると、どこか窮屈で疲れてしまいませんか。
 自然に身を委ねて「ゆらぎ」を感じると、疲労回復が得られると言われています。

 そんなときは、ふらっと海に行きたくなります。
 地球に海が生まれた40億年以上前からずっとこの星に続いている「ゆらぎ」です。
 砂浜で寄せては返す波を見ていると、同じ波は一つとしてなく、音色も心地よくて、そのほどよい海のリズムに心が癒されます。波打ち際では、海と陸の境界は少しずつ書き換えられ、刻々と波跡の表情は変わります。

 このような「ゆらぎ」は、自分の内面や人間関係にも通じるように思います。
 人間関係は、近づいたり遠ざかったりするもので、相手との距離感は固定していません。
 その近づいたり遠ざかったりの反復を繰り返しながら、自分の立ち位置を探し続けていく。そして、この固定化されない境界で揺らぐことにより、やがて何かが育まれていくように思うのです。

 カウンセリングも、波打ち際の「ゆらぎ」とどこか似ているように思えるのです。
 何が正しくて、何が間違っているのか、そのような答えを明確にすることではなく、陸と海が触れ合い続けるように、人と人が揺らぎながら洞察を深めて行く・・・FROLOGはそんなふうに心を受け止める場でありたいと思っております。

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